借金24の燕、高津監督に「最後まで歯を食いしばって」 林田社長「一蓮托生」

本社株主総会では11問中9問が球団関連の質問連発
ヤクルト本社「第73回定時株主総会」が25日、東京都内のホテルで行われた。スワローズは最下位に低迷し、株主からの質問では11問中9問が球団関連。終了後に取材に応じた林田哲哉球団社長は、高津臣吾監督について「最後まで歯を食いしばって頑張ってほしいと伝えてあります」と明言した。
ヤクルトスワローズはここまで65試合で19勝43敗3分けの勝率.306。5位の中日に9.5ゲーム差をつけられている。「監督の貢献は十分高いものがある。昨年監督(続投)を承諾してもらった、お互いに納得して監督を依頼しました。一蓮托生だと思っている。最後まで務めていただく約束で監督をしていただいているので、残った78ゲーム、監督の手腕もあれば、選手の持っている能力を全て引き出してほしい」と願いを込めた。
また「新しいコーチが入ってこられて3月のオープン戦から怪我人続出でコーチの力を発揮するチャンスがなかった。下から上がったばかりでテクニックを教えようと思っても体ができていない。コーチの力を発揮する機会が少なかったと思う。コーチは辞めてもらうとか辞めてもらわないとかそういう話はないよね」とテコ入れについても否定的だった。
残り78試合。「順位とかどうのこうのは一切言わないでいようと思っています。1戦1戦ワクワクさせてくれればいいから」と林田社長。27日のリーグ戦再開に向け、流れを変える戦いに期待した。
(Full-Count編集部)