エンゼルス、元首位打者を“事実上の戦力外”…球団発表 打率.205、昇格から2か月で宣告

エンゼルスからDFAとなったティム・アンダーソン【写真:Getty Images】
エンゼルスからDFAとなったティム・アンダーソン【写真:Getty Images】

ファイティングポーズの乱闘騒動でも話題に

 エンゼルスは28日(日本時間29日)、ティム・アンダーソン内野手をDFA(事実上の戦力外)としたと発表した。かつての首位打者が2年連続のDFAと輝きを失っている。

 アンダーソンは2016年にホワイトソックスでメジャーデビュー。2019年には打率.335で首位打者に輝くなど、2022年まで4年連続3割をマークしていた。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には、米国代表で出場。日本代表との決勝にも「9番・二塁」で出場していた。

 ホワイトソックスに所属していた2023年には、ガーディアンズ戦で塁上のプレーを巡り両軍の間で乱闘が発生。ホセ・ラミレス内野手にファイティングポーズを見せて殴り合うも、フックを浴びてダウンを喫するなど散々な結果に。同年は打率.245、1本塁打と低迷し、一気に生産性が下降した。

 マーリンズに移籍した2024年は65試合で打率.214、0本塁打9打点、OPS.463の大不振でDFAとなり、今季はエンゼルスとマイナー契約を結んでいた。キャンプでアピールし3月後半にメジャー契約を結んだものの、今季31試合で打率.205、本塁打ゼロ、OPS.499と結果を残せず。今回のDFAでわずか2か月で宣告を受けてしまった。

(Full-Count編集部)

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