山本由伸は「ゴールドグラブ級だ」 フリーマンが激賞…広大な守備範囲で「動きがいい」

フリーマン「ゴールドグラブ級と聞いていたけど」
【MLB】ドジャース 7ー2 ガーディアンズ(日本時間27日・クリーブランド)
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は26日(日本時間27日)、山本由伸投手の好守を激賞した。3回のバント処理で山本は自らのタッチプレーでピンチを脱した。一塁を守るフリーマンは「正直驚かなかったよ。あっちでゴールドグラブを獲っていることを聞いていたからね。実際に見ていれば分かる。彼は動きがいいし、いつもボールをいい位置で捕球する」と称えた。
2点リードの3回無死一、二塁。9番・ウィルソンがセーフティ気味に一塁へプッシュバント。バント処理で二塁前に出ていたフリーマンの横を抜けて一塁線へ転がったが、一塁ベースカバーに入ろうとした山本が捕球。そのまま打者走者をタッチアウトにしてピンチを脱した。試合後、フリーマンは賛辞の言葉を並べた。
「セカンドをカバーしたんですが、ウィルソンのバントが完璧だった。ヤマモトも素晴らしい守備を見せてくれた。(山本から)『もう中間(セカンド)には入らなくていいよ』って言われました。自分が三塁と中間をカバーできると。彼の動きは本当に素早いし、どちらにも反応できる」
山本はNPB時代の2021年から3年連続でゴールデングラブ賞を受賞。メジャー16年目の35歳フリーマンも、その好守に舌を巻いていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)